【W杯名場面】ウルグアイ国歌を全力熱唱 1人のマスコットキッズが感動呼ぶ「これだけで涙が」
グビーワールドカップ(W杯)日本大会は1次リーグが終了した。日本が初の8強入りを決め、国民的盛り上がりを見せる今大会。世界の一流選手のプレーのほか、ホスト国・日本のおもてなしも話題に。19日に始まる準々決勝を前に前半戦で起きた名珍場面を回顧。
1次リーグ終了、前半戦の様々なシーンをプレーバック
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は1次リーグが終了した。日本が初の8強入りを決め、国民的盛り上がりを見せる今大会。世界の一流選手のプレーのほか、ホスト国・日本のおもてなしも話題に。19日に始まる準々決勝を前に前半戦で起きた名珍場面を回顧。涙と笑顔に溢れた様々なシーンを振り返る。今回は9月25日に岩手・釜石鵜住居復興スタジアムで行われた、フィジー―ウルグアイ戦試合前の国歌斉唱のシーンであった、感動的な一幕だ。ウルグアイ側のマスコットキッズがアンセムを全力で熱唱。大会公式が動画付きで脚光を浴びせ、「アメージングな瞬間」と称えられた。
復興の象徴、釜石のスタジアムに、野太い声に交じって元気な歌声が響いた。ウルグアイの国歌斉唱。キャプテンのフアンマヌエル・ガミナラの前に立ち、肩を抱かれながら、声を張り上げるのは一人のマスコットキッズだった。
ウルグアイの国歌をきちんとマスターしてきた様子で、アンセム「Himno Nacional de Uruguay」を力強く歌い切った。ガミナラも嬉しかったのだろう。「よくやった」と頭をポンポンと叩き、少年と笑顔を交わし合った。国籍も年代も乗り越えた、ラグビーがもたらした美しい瞬間だった。
大会公式インスタグラムでは国歌斉唱の瞬間を動画で公開し、「ウルグアイ代表のマスコットキッズがともに国歌斉唱、アメージングな瞬間」と題して脚光を浴びせている。またツイッター上でもこのシーンは感動を読んだ様子で、ファンからは「だめだ、もうこれだけで涙が出てくる」「国歌歌ってた少年は大したもんや」「マスコットキッズに選ばれてから覚えたのかな。凄いね!」などと驚きつつも、少年を称える声が上がっていた。
会場に駆け付けた日本のファンが、自国以外の国歌を歌うシーンはすっかりおなじみになった。またこれ以降、マスコットキッズも元気いっぱいに歌う姿も各地で見られるように。日本流のおもてなしとして、今大会のハイライトの一つとして記憶されることになる。
(THE ANSWER編集部)