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リーチは「常に尊敬できる人」 練習サポートのベンチ外選手が見た日本の快進撃

ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で初の決勝トーナメント進出を決めた日本代表は15日、南アフリカと対峙する20日の準々決勝に向けて、都内でトレーニングを再開。出場機会のないメンバーが都内で会見し、SH茂野海人らが快進撃を続けるチームの裏側を語った。

ラグビー日本代表、主将のリーチ・マイケル【写真:荒川祐史】
ラグビー日本代表、主将のリーチ・マイケル【写真:荒川祐史】

20日準々決勝の南アフリカ戦へ、出場機会のないメンバーが会見

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会で初の決勝トーナメント進出を決めた日本代表は15日、南アフリカと対峙する20日の準々決勝に向けて、都内でトレーニングを再開。出場機会のないメンバーが都内で会見し、SH茂野海人らが快進撃を続けるチームの裏側を語った。

 死闘を勝ち切ったスコットランド戦から2日。史上初の8強入りを決めた裏には、ベンチ外の選手たちによるサポートがあった。茂野は会見でベスト8入りの感想を問われ「まず初めに試合に出ていない部分は凄く悔しい気持ちはある」と胸中を吐露。「出たい気持ちはあるが、目標に向かってワンチームで目標を達成できた。試合に出ていないけど、誇らしくて嬉しかった」と仲間の活躍に胸を張った。

 日本は4連勝でA組を首位通過。練習などでサポートし、スローガンの「ワンチーム」で戦ってきた。FWのリザーブメンバーはスクラム練習で貢献し、BKの茂野も対戦国の分析を怠らない。茂野は「毎回、毎回、相手のBKのサインプレーだったり、モール、セットプレーから何をしてくるか分析して、BKにどうプレッシャーをかけるか考えてやっている」と説明。WTBアタアタ・モエアキオラも「メンバーに入っていない時は相手を分析してメンバー外のメンバーでチームのためにやっています」と明かした。

 南アフリカと日本は2015年の前回大会1次リーグでも対戦。日本が劇的勝利を挙げ、世界中から「ブライトンの奇跡」などと称賛を浴びた。しかし、今大会前の9月6日にはテストマッチで対戦し、7-41で敗北。茂野は「フィジカルなところと、セットプレーでプレッシャーをかけられると大変」と南アフリカの警戒ポイントを挙げ「この前はゲームプランから外れることがあったが、プラン通りにできれば勝機はある」と自信を見せた。

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