【W杯名珍場面】横浜が揺れた101秒 NZの“特別仕様ハカ”が世界で再生1000万超「いつ見てもいいな」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は1次リーグが終了。8か国が決勝トーナメント進出を決め、12か国が大会を去ることになった。日本が史上初の8強入りを決め、国民的な盛り上がりを見せる今大会。世界トップ選手が連発する魅惑のプレーのほか、ホスト国・日本のおもてなしも話題を呼んでいる。19日に始まる準々決勝まで待ち切れないファンに対し、ここでは今大会の前半戦で起きた名珍場面をプレーバック。涙と笑顔に溢れた様々なシーンを振り返る。今回は9月21日にニュージーランド代表が南アフリカ戦前に演じた「ハカ」だ。大会公式ツイッターが公開した動画は世界で再生1000万回を超え、大きな話題となった。
1次リーグ終了、前半戦の名珍場面をプレーバック
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は1次リーグが終了。8か国が決勝トーナメント進出を決め、12か国が大会を去ることになった。日本が史上初の8強入りを決め、国民的な盛り上がりを見せる今大会。世界トップ選手が連発する魅惑のプレーのほか、ホスト国・日本のおもてなしも話題を呼んでいる。19日に始まる準々決勝まで待ち切れないファンに対し、ここでは今大会の前半戦で起きた名珍場面をプレーバック。涙と笑顔に溢れた様々なシーンを振り返る。今回は9月21日にニュージーランド代表が南アフリカ戦前に演じた「ハカ」だ。大会公式ツイッターが公開した動画は世界で再生1000万回を超え、大きな話題となった。
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この瞬間、世界の視線が横浜のピッチに注がれた。通称「オールブラックス」の面々が隊列を組み、肩を組んで横一列になった南アフリカと対峙する。緊張感が覆ったスタジアム。リード主将が掛け声を上げると、声を上げ、腕を叩き、一気に心を掴んだ。もう一人のリード役ペレナラが続き、独特の地を踏むリズムを刻み、ド迫力の舞いを披露した。
演じたのは、通常の「カマテ」ではなく、特別な試合のみで舞う「カパオパンゴ」だった。W杯の初戦。それも南アフリカという強豪を前に闘志を表現した。演じ切ると、多くのスマホが掲げられていたスタジアムにはどよめきが沸き起こり、得も言われぬ雰囲気に包まれた。これが、世界最強軍団が演じる“本物のハカ”だった。
この瞬間を待ち望んでいた世界のファンに届けるように大会公式ツイッターは101秒の動画を速報。「オールブラックス、2019ラグビーW杯初のハカ。ニュージーランド、南アフリカとの一戦で迫力あるハカで威圧」とつづって紹介すると、瞬く間に反響が広がった。再生回数は半日あまりで驚異の600万回を突破。コメント欄に興奮の声が殺到した。