敗退スコットランドHC、会見第一声で台風被災者に憂慮「お見舞い申し上げます」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は13日、A組最終戦の日本対スコットランドが行われ、日本が28-21で勝利し、史上初の決勝トーナメント進出を決めた。1次リーグで敗退したスコットランドのタウンゼント・ヘッドコーチ(HC)は「日本は勝利にふさわしいチームだった。今日は彼らの方がいいチームだった」と完敗宣言をした。
「ご家族を亡くされた方にお悔やみを申し上げます」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は13日、A組最終戦の日本対スコットランドが行われ、日本が28-21で勝利し、史上初の決勝トーナメント進出を決めた。1次リーグで敗退したスコットランドのタウンゼント・ヘッドコーチ(HC)は「日本は勝利にふさわしいチームだった。今日は彼らの方がいいチームだった」と完敗宣言をした。
4年前は日本に勝利し、8強入りを阻んだスコットランドが、この日は日本の壁に敗れた。タウンゼントHCは試合後のインタビューで「前半、日本にリードを許してしまった。日本はエクセレントだった。彼らはチャンスを最大限に生かし、いいペースで試合を続けた」と日本の戦いぶりを称えた。
先制トライを挙げながらも同点、逆転と徐々に主導権を明け渡した。「我々は最初の10分に主導権を握って攻めることができたが、日本にいいプレーがあった。最後の15分、我々はもっといいプレーができたと思う。チャンスがあったが、勝利するには十分ではなかった」と悔やんだ。
何とかベスト8入りを果たしたかったが、「とても残念です。高い意志を持ってやってきた。1次リーグを乗り越えることを目標とし、4か月間、今日のために懸命にやってきた。本当に残念です」と悔しさを隠さなかった。
それでも、記者会見では「台風の被害の遭われた方に対してお見舞いを申し上げます。ご家族を亡くされた方にお悔やみを申し上げます」と第一声で台風19号で被災した人々への思いやりも忘れず。最後までノーサイドの精神を持ち続けた。
(THE ANSWER編集部)