キプチョゲがマラソン2時間切り 非公認も「サブ2」達成で祝福殺到「生きる伝説」
マラソンの世界記録保持者、エリウド・キプチョゲ(ケニア)が前人未到の2時間切りを達成した。12日にオーストリア・ウィーンで行われた「マラソン2時間切り(サブ2)」に挑む同選手のイベントで、1時間59分40秒(速報値)をマーク。国際陸連の非公認レースのため、世界記録には認定されないが、ついに人類が2時間の壁を破った。
1時間59分40秒をマーク
マラソンの世界記録保持者、エリウド・キプチョゲ(ケニア)が前人未到の2時間切りを達成した。12日にオーストリア・ウィーンで行われた「マラソン2時間切り(サブ2)」に挑む同選手のイベントで、1時間59分40秒(速報値)をマーク。国際陸連の非公認レースのため、世界記録には認定されないが、ついに人類が2時間の壁を破った。キプチョゲが自身ツイッターにゴール時の動画を投稿すると、「なんて偉業なんだ!」「君は史上最高」「生きる伝説だ」と祝福が殺到している。
歴史的瞬間が生まれた。キプチョゲがついに2時間の壁を超えた。快挙まで残り数十メートル。ゴールの時計は1時間59分台。記録達成を確信し、沿道のファンを指さした。快挙の瞬間に観客は拍手喝采。“史上最速”で走り切った男は両手を広げてゴールした。
ゴール後は待ち受けていた人々と抱き合い、快挙を祝福。続々と人が集まり、もみくちゃにされた。この時の動画を自身のツイッターに投稿。「ヒストリー!」とつづり、喜びを表現した。コメント欄には快挙に驚くファンの声が殺到している。
「私は今日、偉業を目撃した」
「おめでとう!」
「生きてこれを見ることができて光栄だ」
「卓越したパフォーマンス。生きる伝説だ」
「なんて偉業なんだ!」
「人間だよね?」
「ヒーロー!」
「君は史上最高」
「本当にアメージング!」
「よくやった!」
「並外れている」
昨年ベルリンマラソンで2時間1分39秒の世界記録を樹立したキプチョゲ。今回は、10月の平均気温が10度前後のウィーンで、公園内の道路を往復し、全行程の約90%が直線で高低差の少ない特設コース。狙って叩き出した記録で世界中に衝撃を与えた。
(THE ANSWER編集部)