問題児ネリ、新トレーナーにパッキャオ育てたローチ氏 レイノソ氏に師事予定も急転
ボクシングの前WBCバンタム王者ルイス・ネリ(メキシコ)は11月23日(日本時間24日)に前IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と米ラスベガスでの対戦が浮上している。再びのベルト戴冠へ、次々と強豪との実戦を重ねる“問題児”は、新たに新トレーナーとしてフレディ・ローチ氏に師事することを決めた。米メディアが報じている。
来月23日には井上尚弥に完敗のロドリゲスとの好カード実現
ボクシングの前WBCバンタム王者ルイス・ネリ(メキシコ)は11月23日(日本時間24日)に前IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と米ラスベガスでの対戦が浮上している。再びのベルト戴冠へ、次々と強豪との実戦を重ねる“問題児”は、新たに新トレーナーとしてフレディ・ローチ氏に師事することを決めた。米メディアが報じている。
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ドーピング違反や体重超過など、問題児として知られるネリだが、実力は折り紙付き。7月にはフアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)を9回KO勝ちし、デビューからの連勝を30に伸ばしている。
ネリは8月にサウル・アルバレス(メキシコ)のトレーナーを長きにわたって務めていることで知られる、名伯楽エディ・レイノソに師事することになったと報道されていたが、6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)を育てた、フレディ・ローチ氏に師事することになったようだ。
米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」によると、当初ネリはレイノソの下でトレーニングを積む予定だったが、新たにカリフォルニア州ハリウッドのワイルドカードボクシングジムでフレディ・ローチをトレーナーに選んだと伝えている。
さらに記事には「数週間前、元のチームを解散した後、ネリとチームは新たな道を模索した。最初の選択はエディ・レイノソだった。しかし、彼らはネリに第2の選択を与え、フレディ・ローチを選んだ」と記されている。
急なトレーナー変更にもトラブルメーカーの一端がうかがえるが……。パッキャオを始め、数々の名選手を育てた敏腕トレーナーの下で、新たな才能を開花させるのか。井上尚弥、拓真兄弟も絡む、バンタム級戦線がにわかにヒートアップしてきた。
(THE ANSWER編集部)