スコットランド、試合中止なら「正式な抗議」の準備 開催懇願「我々は何でもする」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は12日に予定されていたニュージーランド―イタリア、イングランド―フランスの2試合を台風19号の影響で大会史上初の中止に。13日の日本ースコットランド戦についても当日朝に開催が決定されるが、中止の場合、現在A組3位のスコットランドは敗退となる。スコットランド側は代替地での開催など“特例”付きでも開催を熱望している。
台風で日本戦の行方は…NZ紙が打電「スコットランド人は怒っている」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は12日に予定されていたニュージーランド―イタリア、イングランド―フランスの2試合を台風19号の影響で大会史上初の中止に。13日の日本ースコットランド戦についても当日朝に開催が決定されるが、中止の場合、現在A組3位のスコットランドは敗退となる。スコットランド側は代替地での開催など“特例”付きでも開催を熱望している。
台風がA組の運命をどう左右するのか。中止の危機にスコットランドサイドが怒りを示しているという。ニュージーランドメディア「stuff」が報じている。
同メディアによると、準々決勝(19、20日)までの間隔が6日も用意されているのに、延期や、開催地変更を拒否する国際統括団体のワールドラグビーに対して「スコットランド人は怒っている」と伝えている。
記事によると、大会ルール上は不可抗力によるスケジュール調整を行う柔軟性があり、台風19号の襲来はその基準を満たすと、スコットランド側は主張しているという。
さらにスコットランドの広報担当者は、ワールドラグビーの対応を批判。さらに記事では「その大会規定を遵守しない限り、即時の正式な抗議を行うしかないと語った」としている。