「記録破りの男」張本、ツアー史上最年少V 快挙達成で掲げた14歳の次なる“野望”
男女通じて最年少だった伊藤美誠の14歳152日を更新し、ツアー最年少Vを達成
ITTF公式サイトによれば、14歳61日でのワールドツアー優勝は史上最年少。于子洋(中国)が持っていた16歳30日の男子最年少V記録だけでなく、男女を通じて最年少だった伊藤美誠(スターツSC)の14歳152日を大きく更新した。
張本はワールドツアーU-21、世界ジュニア選手権の最年少V記録を保持し、今年6月の世界選手権では大会史上最年少で8強入り。6月の世界ランキングでも史上最年少の13歳でトップ50入りを果たしたが、新たに「ツアー最年少V記録」が勲章に加わった。
ITTF公式サイトも張本の快挙を特集。「記録破りの男、トモカズ・ハリモトが最年少」と見出しを立て、「第4シードが優勝することは“事件”ではないが、それがわずか14歳61日の選手によるものとなれば、それはセンセーションだ。321回目のワールドツアートーナメントで、歴史は塗り替えられた」と報じている。
「どんな相手とも戦わなければいけないので、年齢は関係ありません。これが僕にとって2度目のワールドツアー決勝でした。前回(インドオープン)はチャンスをモノにできませんでしたが、今回は勝つことができました」
張本は試合後、こう語ったという。