日本、スコットランド戦勝利なら優勝可能性も… 過去8大会V国に例外なしのデータは?
台風の影響で1次リーグ“全勝”の可能性は日本とウェールズだけ
引き分けながらも1位通過しているのは、1987年のフランスのみ。この第1回大会で、フランスは1次リーグでスコットランドと20-20と引き分け、両チームは2勝1分けで並んだが得失点差により、フランスが1位で通過した。決勝トーナメントでは準々決勝でフィジーに31-16、準決勝ではオーストラリアに30-24で勝利し、決勝に進出。ここでニュージーランドに9-29で敗れ、初代王者の座を逃した。
過去の優勝例に基づきながら、今大会の優勝予想を立ててみると、10日終了現在、「1次リーグを全勝で1位通過」の可能性を残しているのは、3戦3勝の日本とウェールズの2チームのみだ。B組のニュージーランド、C組のイングランドとフランスにも全勝で1位通過する可能性はあったが、台風19号の影響により、12日に予定されていたイングランド対フランス、ニュージーランド対イタリアが中止に。そのため、規定に基づいて両試合は引き分け扱いとなり、4チームには勝ち点2が与えられた。
日本とウェールズはともに4勝目をかけて、13日に1次リーグ最終戦を戦う。4戦全勝で決勝トーナメントへ駒を進め、過去のデータを後押しに頂点へ駆け上がるのか。台風に全勝通過を阻まれたチームが無敗の強さで勝ち上がるのか。あるいは、全勝で1位通過するチームが皆無という史上初の大会になるのか。一発勝負の決勝トーナメントは19日から始まる。
(THE ANSWER編集部)