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日本、スコットランド戦勝利なら優勝可能性も… 過去8大会V国に例外なしのデータは?

ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会はいよいよ、13日に1次リーグ最終日を迎える。19日からは決勝トーナメントがスタート。すでにB組では1位ニュージーランド、2位南アフリカ、C組では1位イングランド、2位フランスと順位が確定。D組はウェールズとオーストラリアのベスト8入りが決まっており、混戦のA組は日本、アイルランド、スコットランドが2枠を争う。

全勝突破がかかる日本は13日、スコットランドと激突する【写真:荒川祐史】
全勝突破がかかる日本は13日、スコットランドと激突する【写真:荒川祐史】

台風19号の影響大、4戦全勝通過の可能性は日本とウェールズのみ

 ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会はいよいよ、13日に1次リーグ最終日を迎える。19日からは決勝トーナメントがスタート。すでにB組では1位ニュージーランド、2位南アフリカ、C組では1位イングランド、2位フランスと順位が確定。D組はウェールズとオーストラリアのベスト8入りが決まっており、混戦のA組は日本、アイルランド、スコットランドが2枠を争う。

 ベスト8入りする6チームが決まったこともあり、ファンの間で活発に議論されているのは、優勝の行方だ。ニュージーランドが史上初の3連覇&最多4度目の優勝を飾るのか。南アフリカが3大会ぶり3度目の頂点に立つのか。今大会での戦いぶりも合わせ、予想は大きく割れているのではないだろうか。

 そこで、過去8大会を振り返ってみると、優勝国にはある共通点が見出せる。それは「1次リーグを全勝で1位通過している」という点だ。黒星も引き分けもない、全勝での1位通過だ。

 1敗しながら1次リーグを1位通過したチームは、過去2例ある。1999年のウェールズと2015年の南アフリカだ。1999年のウェールズは、1次リーグでサモアに31-38で敗れたが、アルゼンチンと日本に勝利して1位通過。準々決勝ではオーストラリアと対戦し、9-24で敗れた。2015年の南アフリカは、ご存じの通り、日本に32-34で敗れ、3勝1敗でスコットランド、日本と並ぶも、勝ち点により1位通過。準々決勝ではウェールズを下し、準決勝でニュージーランドに18-20で負けた。

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