“問題児”ネリ、井上尚弥に完敗ロドリゲスと「11・23」に対戦決定か 米記者が明言
熱いバンタム級世界戦線、勝つのはネリか、ロドリゲスか
ネリは7月にフアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)に9回KO勝ち。昨年10月のWBSS初戦で井上に70秒KO負けを喫した元WBAスーパー王者を退けた。WBC1位にランク入りし、世界王座復帰を虎視眈々と伺う中、またも“モンスター・ショック”から立ち上がろうとする相手と対戦することになる。
ネリがかつて保持したWBC王座を巡っては、正規王者ノルディ・ウーバーリ(フランス)と井上の弟で暫定王者の拓真(大橋)が11月7日に王座統一戦(さいたまスーパーアリーナ)を開催。この試合の勝者への挑戦権を懸けて、ロドリゲスとウォーレンが戦うはずだった。拓真と同日同会場で5階級王者ノニト・ドネア(フィリピン)とのWBSS決勝を控える井上を筆頭に、バンタム級の世界戦線が熱い盛り上がりを見せている。
尚弥との将来的な対戦意思を示していたネリ。ボクシング界屈指の悪童と、プエルトリコの“モンスター”と称されたハイレベルな技術を誇るロドリゲスの一戦。バンタム級の世界戦線に殴り込みをかけるのは、どちらのボクサーになるのだろうか。
(THE ANSWER編集部)