台風接近問題 荒天敗退危機を味わった元W杯V主将が持論「天候で勝敗決定は不公平」
「1チームが有頂天になる一方で、もう1チームは惨めな気持ちに…」
試合が開催されなかった場合、ペナルティの数などの規律面が勝敗を分けたため、プール戦で2選手が退場処分を受けていた南アフリカが敗退となり、フランスが決勝に駒を進めていたという。しかし、開始時間を遅らせることで、試合は決行。初優勝で母国に歓喜を巻き起こした。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」(W-ANS ACADEMYへ)
「天候が今週末に酷い影響をもたらすとするなら、1チームが有頂天になる一方で、もう1つのチームは惨めな気持ちになるだろう。誰もが必死に取り組んでいる。それなのに、なぜ試合結果を天気に左右させるのか。すべきではない」
ピナール氏は南アフリカ大会の経験からこう力説したという。「困難さについても理解している。6週間で全ては計画され、組み立てられている。しかし、柔軟性という部分も必要だろう。悪天候の場合は再修正も必要だろう」とも語ったというピナール氏。連日の熱戦で世界に感動を伝えている日本大会は台風の脅威にどんな対応を見せるのか。注目が集まっている。
(THE ANSWER編集部)