先発14人変更のスコットランドがロシア圧倒 21-0で前半終了、必須のボーナス点に“王手”
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は9日、静岡・エコパスタジアムでA組のスコットランドとロシアが対戦。前半はスコットランドが3トライを奪い、21-0とロシアを圧倒。勝ち点5に向けて好発進を切った。
スコットランドは前半で3トライ、ボーナスポイント獲得まで1トライに迫る
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は9日、静岡・エコパスタジアムでA組のスコットランドとロシアが対戦。前半はスコットランドが3トライを奪い、21-0とロシアを圧倒。勝ち点5に向けて好発進を切った。
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ここまで2戦を終えて1勝1敗、勝ち点5で決勝トーナメント進出の可能性を残すスコットランドに対し、3戦全敗で1次リーグ敗退が決定しているロシア。立場が異なる2チームの対戦に、スコットランドは9月30日のサモア戦から先発メンバーを14人入れ替えて臨んだ。
ロシアのキックオフから始まった前半は、序盤にロシアが敵陣でボールを持ち続けたが、スコットランドが挽回。敵陣22メートルライン内でのスクラムから13分、SOヘースティングズが敵ディフェンスを引きずったままゴールポスト右にトライ。コンバージョンも決まり、7点を先制した。
さらに17分。自陣22メートルライン付近からターンオーバーしたスコットランドは、パスを受けたヘースティングズが敵陣深くにボールを蹴り込んだ。これをロシアのWTBダビドフがゴール内でグラウンディングしようとしたがミス。走り込んだヘースティングズがボールを押さえ込み、2つ目のトライを奪った。
21分にはロシア陣ゴールライン手前でのラインアウトから、ロシアSHペロワがBKに展開しようとしたパスを、スコットランドSHホーンがインターセプト。そのまま飛び込んでトライを決めた。
その後もスコットランドが主導権を握ったまま、前半を終えた。
スコットランドは4トライでボーナス点を奪い、勝ち点5で勝利すれば、同10で最終戦に。同14の日本戦はボーナスポイントを与えずに勝てば、逆転で決勝トーナメント進出が決まる。
(THE ANSWER編集部・佐藤 直子 / Naoko Sato)