隣の主将も肩を組んだ 神戸少年の“南ア国歌熱唱”の1枚に反響「16番目の選手」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は8日、神戸・御崎公園球技場でB組の南アフリカが10トライを奪い、カナダに66-7の圧勝。4戦を終えて3勝1敗、勝ち点15として2位以上が確定し、決勝トーナメント進出を決めたが、試合前にファンの熱視線を浴びた一幕があった。南アフリカの先導役を務めたマスコットキッズの少年が同国の国歌を熱唱。隣の主将も一緒に肩を組む、粋な計らいを見せた。実際の写真を大会が公開すると「16番目の大切な選手ですね」と感動を呼んでいる。
国歌斉唱で熱唱、南ア主将も肩を組んで歌う粋な計らい「いい写真…」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は8日、神戸・御崎公園球技場でB組の南アフリカが10トライを奪い、カナダに66-7の圧勝。4戦を終えて3勝1敗、勝ち点15として2位以上が確定し、決勝トーナメント進出を決めたが、試合前にファンの熱視線を浴びた一幕があった。南アフリカの先導役を務めたマスコットキッズの少年が同国の国歌を熱唱。隣の主将も一緒に肩を組む、粋な計らいを見せた。実際の写真を大会が公開すると「16番目の大切な選手ですね」と感動を呼んでいる。
ピッチに込めた気持ちは、選手と同じのようだった。試合前の国歌斉唱のシーン。音楽が流れ始めると、マスコットキッズの少年がさっと右手を胸に当てた。短髪でキリッとした端正な顔立ちでまっすぐ前を見据え、国歌を歌う。その表情は選手さながら。そんな気持ちを感じ取ったのか、隣の主将コリシは少年の肩を組み、チームメートかのように扱う粋な計らいを見せた。
大会日本語版公式ツイッターは「想いを一つに」と題し、実際の写真を公開。目の当たりにしたファンからも「美しい光景」「いい写真…」「少年ありがとう」「16番目の大切な選手ですね」「少年よ! 素晴らしい経験をしたね」とコメント欄で反響が寄せられていた。今大会はマスコットキッズも一緒に国歌を歌うシーンが度々見られている。しかし、選手から肩を組まれ、チームと一体となって歌う姿、はまた新たな印象的なシーンとしてファンの脳裏に刻まれたようだった。
(THE ANSWER編集部)