姫野和樹が英選出“週間ベスト15”入り 日本から唯一…「至るところで効果的な動き」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会はいよいよ、1次リーグ最終週に突入し、佳境を迎えている。9月20日の開幕以来、出場20チームは迫力満点のパフォーマンスで世界中のファンを魅了しているが、英スポーツ専門局「スカイスポーツ」では毎週、素晴らしいプレーを見せたベスト15を選出。そして、現地7日に発表された最新ベスト15に、日本代表のNO8姫野和樹選手が選ばれている。
ティア2のチームからは姫野ら3人が選出
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会はいよいよ、1次リーグ最終週に突入し、佳境を迎えている。9月20日の開幕以来、出場20チームは迫力満点のパフォーマンスで世界中のファンを魅了しているが、英スポーツ専門局「スカイスポーツ」では毎週、素晴らしいプレーを見せたベスト15を選出。そして、現地7日に発表された最新ベスト15に、日本代表のNO8姫野和樹選手が選ばれている。
日本の若きスターが、世界のスターに仲間入りした。「スカイスポーツ」では、W杯第3週に行われた試合のプレーを独自に採点し、各ポジションごとのベストメンバーを選出。参加20チームの中からベストNO8に選ばれたのが姫野だった。
ロシア、アイルランドを破り、2連勝で5日を迎えた日本は、豊田スタジアムでサモアと対戦。前半はやや苦しい試合展開となったが、後半に脅威の集中力を見せつけ、38-19で勝利した。トヨタ自動車ヴェルブリッツで主将を務める姫野は、地元での凱旋試合にNO8として出場し、80分間を戦い抜いた。
寸評では「サモア戦で日本の2トライ目を挙げたが、グラウンドの至るところで効果的な動きを見せた。非常に頼もしくボールをキャリーすると同時に、サモアの攻撃の芽を見事に摘んでみせた」と高く評価。この試合のプレーヤー・オブ・ザ・マッチにはWTBロマノ・レメキが選ばれていたが、攻守にわたり働き続けた縁の下の力持ちを称えた。