15歳トルソワ、驚異の4回転4本着氷 “4回転キング”チェンも仰天「驚愕した」
フィギュアスケートのジャパン・オープンは5日、女子フリーは今季シニアデビューの15歳アレクサンドラ・トルソワ(ロシア)がISU非公認大会ながら女子では史上初となる、3種類の4回転ジャンプを4本着氷させ、160.53点で1位。欧州チームの優勝に貢献した。才能あふれる15歳の驚異的な結果に、母国メディアも驚きを隠せない様子だ。
驚異の才能を発揮したトルソワ、母国メディア「ザギトワを追い越した」
フィギュアスケートのジャパン・オープンは5日、女子フリーは今季シニアデビューの15歳アレクサンドラ・トルソワ(ロシア)がISU非公認大会ながら女子では史上初となる、3種類の4回転ジャンプを4本着氷させ、160.53点で1位。欧州チームの優勝に貢献した。才能あふれる15歳の驚異的な結果に、母国メディアも驚きを隠せない様子だ。
何度も驚かせてくれる。15歳トルソワが、今度は日本で衝撃を残した。冒頭で4回転サルコーを決めると、続いては高い4回転ルッツを成功。4回転―3回転の連続トウループに、後半にも4回転トウループからの連続ジャンプを着氷させた。4回転を4本決める、圧巻というほかはない演技だ。
海を渡り、母国メディアも日本でトルソワが起こした“事件”に驚きを隠せない様子だ。ロシアメディア「gazeta.ru」は「さらにもうひとつの4回転ジャンプ。どのようにして日本でトルソワがザギトワを上回ったか」のタイトルで記事を展開。「『驚愕した』――トルソワが4回転ジャンプをもう一つ加えてジャパン・オープンでザギトワを追い越した」と続け、衝撃の大きさを伝えている。
記事では、トルソワを「ロシアのロケット」と表現。ザギトワを上回り、男子の世界王者ネイサン・チェンを驚かせたと報じている。