八村塁が真価を発揮するエリアとは? 米記者がW杯を回顧「苦戦を強いられた理由は…」
八村が本当に力を発揮する場所は「ミドルレンジ」
八村は米国戦で4得点のみに抑えられた。ヒューズ記者は八村が活躍できなかった要因の一つに、同試合での彼のプレーエリアを挙げ、「日本はその強みを生かしていなかった」と分析した。
「ルイが苦戦を強いられた主な要因は、スクリーンをしてピック・アンド・ロールを求められたからだろう。それは明らかに彼のスタイルではない」
その上で同氏は、八村が本当に力を発揮する場所はミドルレンジだと断言する。
「サマーリーグでは、ボールを受けてミドルレンジで活躍していた。オープンな状態であれば3ポイントも打てるが、リングから10フィートくらい離れたところが最も機能するし、彼の多才さが見られる。彼は(米国戦で)そのエリアでプレーできなかった」
米国戦では厳しいマークと、不慣れな役割に苦しんだ八村。ウィザーズでは、得意とするミドルレンジでのプレーが、番記者からも期待されているようだ。
(THE ANSWER編集部・土屋 一平 / Ippei Tsuchiya)