連日掲載「世界のスゴ技」 これぞNZ、197cm巨体が消える“高速ステップ”でトライ
連日に渡って盛り上がりを見せているラグビーワールドカップ(W杯)日本大会。各国のトップ選手が世界一を目指し、熱戦を繰り広げているが、「これぞW杯」という魅惑のテクニックも飛び出している。「世界のスゴ技」と題し、W杯で生まれたスーパープレーを動画付きで紹介する。今回はニュージーランド代表CTBソニービル・ウィリアムズが決めた“高速ステップ”からのトライだ。
ヘビー級ボクサーの経歴を持つ異色の超人ソニービル・ウィリアムズの豪快トライ
連日に渡って盛り上がりを見せているラグビーワールドカップ(W杯)日本大会。各国のトップ選手が世界一を目指し、熱戦を繰り広げているが、「これぞW杯」という魅惑のテクニックも飛び出している。「世界のスゴ技」と題し、W杯で生まれたスーパープレーを動画付きで紹介する。今回はニュージーランド代表CTBソニービル・ウィリアムズが決めた“高速ステップ”からのトライだ。
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この巨体であんな動きができるのか。14-0でオールブラックスリードの前半17分。敵陣残り約10メートルでウィリアムズがパスを受けた。目の前には敵が一人。パスモーションに入り、左に展開すると思われた次の瞬間だった。
身長197センチ、体重111キロの巨体が敵の視界から消える。逆方向に素早いステップで切り返し、目の前にいた相手を置き去りにして抜き去った。襲い掛かってきた他の相手ディフェンスを引きずりながら、腕を伸ばしてインゴールへトライ。勢いを増したチームは、この日9トライを奪って63-0で圧勝した。
34歳のウィリアムズは、ヘビー級のプロボクサーとして二足の草鞋を履いていた異色の経歴を持つ。2013年にはWBAインターナショナルヘビー級タイトルマッチでタイトルを獲得。常識を覆す超人がリングだけでなく、フィールドでも輝きを放った。
(THE ANSWER編集部)