ミス続出で辛勝のフランス 大苦戦の理由は日本特有の…「慣れていないのは事実」
日本の湿気に苦戦、ミスが続出「そういうところも考えないといけない」
事実、滑るボールに苦戦し、ノックオンなどのミスが続出。ペナルティは10を数えた。絶妙なキックパスでトライをお膳立てするなど気を吐いたSOカミーユ・ロペスも「今日はすごく湿気が多くてボールが滑るような場面が多かった。慣れてないのは事実です」と認めていた。
さらには、東京スタジアムでの初戦(9月21日)のアルゼンチン戦との違いも強調。「東京ではそういうこと(湿気に苦しむこと)はなかった。今回、熊本に入ってトレーニングして湿気を初めて感じた。私たちは慣れてないので、そういうところも考えないといけない」と湿気という新たな敵の出現に言及していた。
型にはまらない、ボールを次から次へと展開していくことから“シャンパン・ラグビー”の異名を取るフランス。悲願の頂点を狙う、レ・ブルーにとって日本の気候が天敵となるのだろうか。「改善すべきものは多い」とSOロペスは気を引き締めていた。
(THE ANSWER編集部・角野 敬介 / Keisuke Sumino)