神戸ファンも感激 日本ライバル両国の“合同お辞儀”に反響「素晴らしいシーン」
ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会は30日、A組は世界ランク9位スコットランドが同16位サモアに34-0で快勝。大差がつく試合展開となったが、試合後は両チームがそろって神戸のファンにお辞儀を披露した。今後、日本が戦うライバル両国の粋な計らいを大会が動画付きで公開し、「素晴らしいシーン」「なんて美しいお辞儀だろう」と反響が広がっている。
勝ったスコットランド、負けたサモアが揃ってお辞儀、大会公式「美しい景色」
ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会は30日、A組は世界ランク9位スコットランドが同16位サモアに34-0で快勝。大差がつく試合展開となったが、試合後は両チームがそろって神戸のファンにお辞儀を披露した。今後、日本が戦うライバル両国の粋な計らいを大会が動画付きで公開し、「素晴らしいシーン」「なんて美しいお辞儀だろう」と反響が広がっている。
今後、日本と戦うライバル両国。しかし、試合後は日本のファンに感謝を示した。大きな歓声が包む神戸市御崎公園球技場。先にサモアの選手がバックスタンドの前に並んだ。すると、続けてスコットランドの選手も並び、両国選手が一列に綺麗に揃った。そして、客席に向かって頭を下げ、しっかりとお辞儀。拍手は大きくなり、選手には笑顔があふれ、温かい空気に包まれた。
大会公式ツイッターの日本語版アカウントは「美しい景色」とつづり、実際のシーンを公開。目の当たりにしたファンも「素晴らしいシーン」「なんて美しいお辞儀だろう」「私たちも彼らにリスペクト」「本当に見てて気持ちいい」などと感激の様子でコメントを寄せていた。
A組は日本がアイルランドを破る大金星により、混戦模様。特に、日本とはサモアが5日に、スコットランドが13日に戦い、決勝トーナメント進出をかけて戦うことになる。ただ、両国の選手は声援を送ってくれたライバル国のファンに対し、各国に広がるお辞儀という形で感謝を示していた。互いに1次リーグ突破を目指しながら、リスペクトを持った熱戦を期待したい。
(THE ANSWER編集部)