ライン際の奇跡― ウェールズ“ラインアウト阻止”の神判断に喝采「相手には悪夢」
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は29日、D組では世界ランク4位ウェールズが29-25で同6位オーストラリアを破った。プール戦屈指の好カードは、今年の「シックス・ネーションズ」を制した欧州王者ウェールズに軍配。2連勝で決勝トーナメントに前進した。終盤に生まれたウェールズの超ビッグプレーを、大会公式が動画付きで公開。「素晴らしい」「相手にとっては悪夢」などとファンの称賛を集めている。
豪州との強豪対決、終盤にチームを救うビッグプレーが注目の的に
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は29日、D組では世界ランク4位ウェールズが29-25で同6位オーストラリアを破った。プール戦屈指の好カードは、今年の「シックス・ネーションズ」を制した欧州王者ウェールズに軍配。2連勝で決勝トーナメントに前進した。終盤に生まれたウェールズの超ビッグプレーを、大会公式が動画付きで公開。「素晴らしい」「相手にとっては悪夢」などとファンの称賛を集めている。
強豪同士がお互いの意地と意地をぶつけ合った、白熱した名勝負。特に大会公式ツイッターが「チームのピンチを救ったスーパープレー!」と称賛し、フォーカスしたのは、後半36分のビッグプレーだった。
オーストラリアがラインアウトを狙って蹴り出したキックに対して、ウェールズの選手がタッチラインぎりぎりでジャンプ。ボールの落ち際に、体を投げ出すようにし、空中でパンチングを繰り出すようにして、ボールをピッチの中にはじき返したのだ。
オーストラリアのラインアウトになっていれば、チームは大ピンチを迎えていただけに、まさにチームを救うミラクルプレーだった。