釜石初戦はトライの応酬 ウルグアイ、16年ぶり白星へ24-12で前半折り返す
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は25日、大会6日目を迎え、岩手・釜石鵜住居復興スタジアムではフィジー対ウルグアイが行われた。前半は両軍合わせて5トライが飛び出し、世界ランク19位のウルグアイが24-12で同10位のフィジーをリードする展開となった。
フィジーは先制トライ奪うもミス続きで流れに乗れず
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は25日、大会6日目を迎え、岩手・釜石鵜住居復興スタジアムではフィジー対ウルグアイが行われた。前半は両軍合わせて5トライが飛び出し、世界ランク19位のウルグアイが24-12で同10位のフィジーをリードする展開となった。
東日本大震災の犠牲者に対する黙祷から始まったこの試合。先制したのはフィジーだった。7分にモールから出たボールをNO8ナカラワ、HOドロコトとつないでゴールエリア左隅に先制トライを決めた。5点を奪ったフィジーが主導権を握ったかに見えたが、14分にタックルでこぼれたボールを拾ったウルグアイがSHアラタにつなぐと、2度のタックルをかわしながらゴールポスト下にトライ。コンバージョンも決まって逆転に成功した。
するとフィジーはすぐに反撃。18分に敵陣ゴール前での連続攻撃から、最後はPRマウイがラックの上を跳び越えながらのトライ。コンバージョンも決まって逆転した。
だが、ウルグアイは諦めず、小さなミスが続くフィジーの隙を突く。21分に敵陣ゴール手前のラインアウトからの攻撃でNO8ディアナがトライを決めると、25分には自陣から速攻を展開してCTBカトがトライ。ともにコンバージョンが決まり、9点リードに広げた。
その後も細かなミスが続くフィジーは波に乗れず。ウルグアイは37分にもペナルティーゴールを決め、24-12で試合を折り返した。
(THE ANSWER編集部)