不気味なサモア、日本通のSOが「1番危険。出ないで欲しい」と名指しした日本選手は?
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は24日、日本と同じA組では世界ランク16位のサモアと同20位のロシアが激突。1995年大会以来の8強進出を目指すサモアが34-9で初戦を白星で飾った。計6トライをマークし、ボーナスポイントを含む勝ち点5を獲得した。
ロシアに6トライで快勝、日本とは10月5日の第3戦で激突
ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は24日、日本と同じA組では世界ランク16位のサモアと同20位のロシアが激突。1995年大会以来の8強進出を目指すサモアが34-9で初戦を白星で飾った。計6トライをマークし、ボーナスポイントを含む勝ち点5を獲得した。サモアは10月5日に豊田スタジアムで日本と対戦する。トップリーグでもプレー経験のあるSOトゥシ・ピシは松島幸太朗の名前を出して、「1番危険なプレーヤーだ」と警戒を強めている。
日本が20点差で勝利した相手に、つけた点差は25点。日本にとっても決して侮れないチームだと改めて印象付けた。
サモアは決して安定感のある戦い方ではなかったが、終わってみれば圧勝だった。サモアが初戦で勝ち点5を獲得。1995年大会以来、24年ぶりの8強進出へ、まずは会心のスタートを切った。
前半に危険なタックルで立て続けに2選手がシンビン(一時退場)。13-15と数的不利になったが、この時間にロシアにトライを許さなかった。「13人の時のディフェンスが素晴らしかった」とスティーブ・ジャクソンHCは選手たちを称えつつも、「タックルについてもっと規律を守らなければならない。この試合の後に改善したいと思っている」と課題も挙げた。
後半は選手たちが高い個人能力を生かして、一気に5トライ。ロシアにできたスペースを次々についていった。型にはまった時の爆発力はやはり光るものがある。