トゥクタミシェワが“ロシア勢初”の計3本3A成功 露メディア驚き「確かに跳んだ!」
フィギュアスケートのロシア勢が恒例の「テスト滑走会」を7、8日に行われ、有力選手が今季のプログラムをお披露目した。インパクトを残した一人がエリザベータ・トゥクタミシェワだ。ショートプログラム(SP)、フリーを合わせ、3本の3回転アクセルに成功。存在感を見せつけたリーザについて、ロシアメディア「ガゼッタ・ルー」も称賛している。
テスト滑走会でSP、フリーを合わせて3本の3回転アクセルに成功
フィギュアスケートのロシア勢が恒例の「テスト滑走会」を7、8日に行われ、有力選手が今季のプログラムをお披露目した。インパクトを残した一人がエリザベータ・トゥクタミシェワだ。ショートプログラム(SP)、フリーを合わせ、3本の3回転アクセルに成功。存在感を見せつけたリーザについて、ロシアメディア「ガゼッタ・ルー」も称賛している。
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フリー後のに掲載された記事で「トゥクタミシェワはフリーで3回転アクセルを2本跳ぶと明言していたが、確かに跳んだ! そしてクリーンに跳んだ!」と称賛。「SPで跳んだ3回転アクセルのことも考えると、トゥクタミシェワはSP、フリーを合わせて3本、3回転アクセルを跳んだ最初のスケーターとなった」と公式戦ではロシア選手が前例のない快挙と伝えている。
記事によると、試合後、トゥクタミシェワは「これは2本の3回転アクセルを跳ぶ初めての公式なスケートでした。課題はそれを跳ぶことだった。自分に満足しています」と語った一方で、今後の大会では「最初の3回転アクセルはトゥループとの連続ジャンプになる予定です」とさらにレベルを上げると予告したという。
指導する名伯楽アレクセイ・ミーシン氏も手応えを掴んだ様子だったといい、トゥクタミシェワは「彼の目を見て、彼が私に満足しているのが分かります。私が最適の状態である時、練習で3回転アクセルのミスは最小限になります。私たちは現実主義者です。ミーシンコーチは私ができることだけを私に望んでいます」と話したという。
昨季、グランプリ(GP)ファイナルで表彰台に上がるなど華麗に復活を遂げ、フィギュア界を盛り上げたリーザ。ジュニア勢が続々台頭するロシアにおいて、23歳を迎える今季もさらに進化をした姿を見せてくれそうだ。
(THE ANSWER編集部)