「日本への愛を考えて?」 メドベージェワが新フリーに「SAYURI」を選んだワケ
20年夏季五輪のロシア代表アンバサダーに就任した平昌五輪フィギュアスケート銀メダリスト、エフゲニア・メドベージェワがロシア代表の情報を発信するポータルサイト「Team Russia」の単独インタビューに登場。前半では今回の大役に対する思いや日本のフィギュア文化に対する敬意を明かしていたが、後半ではフリーのプログラムに日本を舞台にした名作映画から使用する理由と経緯を明かした。
代表ポータルサイトのインタビューに登場、新プログラムへの思いも明かす
20年夏季五輪のロシア代表アンバサダーに就任した平昌五輪フィギュアスケート銀メダリスト、エフゲニア・メドベージェワがロシア代表の情報を発信するポータルサイト「Team Russia」の単独インタビューに登場。前半では今回の大役に対する思いや日本のフィギュア文化に対する敬意を明かしていたが、後半ではフリーのプログラムに日本を舞台にした名作映画から使用する理由と経緯を明かした。
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今季のショートプログラム(SP)にミューズの「エクソジェネシス:交響曲第3番」を選んだメドベージェワ。一方、フリーには日本を舞台にした名作映画「SAYURI」から使用すると決めた。インタビュアーから「日本への愛を考慮してフリーに選んだのか」と問われると、それについては否定しながら、ずっと温めてきた構想であることを明かした。
「この曲を数年間、聴いていて、いつもこのプログラムに向けて精神的に準備してきました。『今がまさにその時だ!』と自分に言うのですが、その度に『最後まで表現できない』と思いました。その次に再び『今ならできる?』と思いもするけど、また再び『いや、まだ機が熟してない』と思う。2年くらい、こういう感じが続きました。今は時が来たと考えています」
ただ、日本的な世界観が表れた楽曲については「鳥肌が立つ数少ないメロディの一つで、それは私にとってとても珍しいことです」と語ったメドベージェワ。日本にインスピレーションを持った曲への思いは深いようだ。さらに話は春のアイスショーでアリアナ・グランデを意識した奇抜なピンク色の衣装が母国で賛否の反響を呼んだことに及んだ。