セリーナ、表彰式の「ビーナス以外なら」発言に会場笑う 海外反響「去年よりいい」
テニスの4大大会最終戦・全米オープンは7日(日本時間8日)、女子シングルス決勝でセリーナ・ウィリアムズ(米国)がビアンカ・アンドレースク(カナダ)に3-6、5-7で敗れ、2年連続準優勝となった。しかし、試合後のオンコートインタビューでは勝者を素直に称賛し、会場の笑いを呼ぶジョークも炸裂。実際のシーンを大会公式インスタグラムが実際のシーンを動画付きで公開し、大荒れとなった昨年の大坂なおみ(日清食品)と一変した雰囲気に「去年よりはいいね」との声も上がっている。
昨年の大荒れから一変、平和的スピーチにファンから様々な意見が…
テニスの4大大会最終戦・全米オープンは7日(日本時間8日)、女子シングルス決勝でセリーナ・ウィリアムズ(米国)がビアンカ・アンドレースク(カナダ)に3-6、5-7で敗れ、2年連続準優勝となった。しかし、試合後のオンコートインタビューでは勝者を素直に称賛し、会場の笑いを呼ぶジョークも炸裂。実際のシーンを大会公式インスタグラムが実際のシーンを動画付きで公開し、大荒れとなった昨年の大坂なおみ(日清食品)と一変した雰囲気に「去年よりはいいね」との声も上がっている。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
またしても優勝に届かなかった。しかし、セリーナの表情は晴れ晴れとしていた。表彰式のインタビュー、試合を振り返った上で勝った19歳アンドレースクについて問われると「ビアンカは今日信じられないような試合をした。おめでとう。素晴らしい試合だったわ」と称賛し、健闘を労った。
その上で「もし、優勝できないのであれば、ビアンカが勝ってくれてうれしいわ……ビーナス以外でね」と盟友である姉の存在を引き合いに出しながらユーモアたっぷりに話し、笑いも取った。そんな一幕にアンドレースクも笑いをこぼし、会場も温かい空気に包まれていた。
大会公式インスタグラムは「レジェンドのまごうことなき品位。セリーナ・ウィリアムス、また会いましょう!」とつづり、実際のインタビューを2本に分けて公開。しかし、去年は大坂との決勝で主審に対する行動などで大荒れを演じ、表彰式でブーイングが起きたとあって、様々な意見が上がっている。
「セリーナは女王、そして永遠に女子テニス界のレジェンドよ。大好きだし、もっとタイトルを獲ってほしい」「セリーナは文句なしのレジェンド! 歴史を作る日は来るはず」「GOAT(史上最高)は変わることなくGOAT」と称賛する一方で「品位? どこが?」「彼女の品性を見られるのはいいね。いつもとはいかないから」「これは女優…」と厳しい声も。
さらに「去年よりはいいね」と1年前を引き合いに出し、皮肉めいた意見も上がっていた。しかし、コート上ではミスこそ目立ったが、全力を尽くし、戦い抜いた。今大会も年齢を感じさせないプレーで快進撃を演じたセリーナ。再び、4大大会のトロフィーを手にするチャンスは残されている。
(THE ANSWER編集部)