リーチ主将「強い南アとやって良かった」 開幕直前の完敗を前向きに捉える理由
ラグビー日本代表は6日、ワールドカップ(20日開幕)前の最後のテストマッチとなる「リポビタンDチャレンジカップ2019 南アフリカ代表戦」(熊谷ラグビー場)に臨み、7-41で敗れた。4年前に奇跡の逆転勝ちを収めた相手に34点差で完敗。2週間後の本番へ向けて、不安も露呈する結果に。それでもキャプテンのリーチ・マイケルが「良かった」と強調。その理由とは?
世界トップクラスのレベルを痛感「強さは改めてわかった。準備としてはいい試合」
ラグビー日本代表は6日、ワールドカップ(20日開幕)前の最後のテストマッチとなる「リポビタンDチャレンジカップ2019 南アフリカ代表戦」(熊谷ラグビー場)に臨み、7-41で敗れた。4年前に奇跡の逆転勝ちを収めた相手に34点差で完敗。2週間後の本番へ向けて、不安も露呈する結果に。それでもキャプテンのリーチ・マイケルが「良かった」と強調。その理由とは?
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前後半合わせて6本のトライを奪われた日本。ほぼフルメンバーで臨んできた世界5位のスプリングボクスの底力に屈した格好だ。
パシフィック・ネーションズカップ(PNC)では3連勝で8年ぶりの優勝。上り調子で迎えるワールドカップ前最後のテストマッチで喫した完敗。この一戦にはどんな意味があったのか、リーチは試合後の会見で冷静にこう語った。
「今年を振り返ってみると、徐々にステップアップしてきた。最後にティア1の強い国とやって、自分たちが何をやらなきゃいけないかはっきりわかってきた。負けてしまったが、これで自分たちが何をやらなきゃいけないか、どうやって2週間で自信を取り戻すかが大事になる」
開幕2週前で改めて痛感させられた世界トップクラスの力。リーチは「この試合でティア1の圧力、強さは改めてわかった。準備としてはいい試合だった」と強調した。
2週間後にはロシアとの開幕戦に臨む。果たして2週間は長いのか、短いのか。経験豊富な主将は「時間は十分あると思います。時間はある。修正能力は高い。スタッフも考えてくれるし。強い相手、南アフリカとやってよかったです」と繰り返した。修正する時間は、ある。
(THE ANSWER編集部)