パイレーツーマーリンズ戦では観衆の不入りが話題

　スタンドには閑古鳥……。米大リーグで驚きのガラガラ試合が行われた。4日（日本時間5日）のパイレーツーマーリンズ戦で数えられるほどしか観客が入っていない状態のスタンド風景を米記者が動画で公開。米メディアでも「恥ずかしいほどに少なかった」「悲しい事態」などと不名誉な形で報じられている。

　1人、2人、3人……。時間をかければ肉眼で数えられるかもしれない。パイレーツの本拠地PNCパークに足を運んだ観衆は驚くほど少なかった。

　パイレーツはナ・リーグ中地区で最下位。対戦相手のマーリンズに至っては同東地区で、借金50、首位までの36ゲーム差というまさに断トツの最下位。閑古鳥が鳴いても仕方ない対戦ではあるが、それにしても度を越している。

　寂しすぎる客の入りとなった一戦。米紙「USAトゥデー」のスポーツ専門サイト「フォー・ザ・ウィン」が「ピッツバーグで行われたパイレーツ対マーリンズ戦の観客は恥ずかしいほどに少なかった」の見出しで報じている。

　記事では「この試合は少しのファンというだけでなく、PNCパークで恥ずかしいシーンでもあった」「“少しのファン”と言ったのは、MLBの球場の中で最も美しい球場の一つで、入場者数が少なかったからだ」と伝えている。

　PNCパークはメジャーでも屈指の景観の球場として知られ、それだけに際立つ客の不入りが目立ってしまっている。