ボルト、「疑問を持つ人々」に全治3か月の診断結果を発信「いつもの俺なら…」
「俺は少し休むよ。自分の人生の次章に移るためにね」
「悲しいことに、俺は左足のハムストリングと大腿二頭筋の接合部が肉離れしてしまった。3か月のリハビリ期間が必要だろう。いつもの俺なら診断結果を公にはしないが、今回は残念ながら、俺が負傷しているのかと疑問を持つ人々の声が聞こえたんだ」
自らの負傷が“真実”であると訴えたボルトだが、記事によればこの投稿はすぐに削除されたようだ。ただ一方で、「俺はファンをごまかすための行動はしないし、世界陸上で優勝したいという野心はファンとの最後の時間となった。ファンのサポートに感謝しているし、俺は休むよ。自分の人生の次章に移るためにね」とも記したという。
最後までスプリンターとしてのプロ意識を貫いたことを、ボルトは世界中のファンに伝えたかったのは間違いない。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer