大坂なおみ「1800万回失敗したら、1800万回立ち上がる」 敗戦にもSNSに笑顔の写真
テニスの4大大会最終戦・全米オープンは2日(日本時間3日)、女子シングルス4回戦で世界ランク1位・大坂なおみ(日清食品)が同12位のベリンダ・ベンチッチ(スイス)に5-7、4-6で敗れ、大会連覇を逃した。世界ランク1位からの陥落も決まった大坂だが、試合後にツイッターを更新し、「1800万回失敗したら、1800万回立ち上がる」と前向きな心境をつづっている。
試合後にツイッターを更新「大好きだよNY。来年、会いましょう」
テニスの4大大会最終戦・全米オープンは2日(日本時間3日)、女子シングルス4回戦で世界ランク1位・大坂なおみ(日清食品)が同12位のベリンダ・ベンチッチ(スイス)に5-7、4-6で敗れ、大会連覇を逃した。世界ランク1位からの陥落も決まった大坂だが、試合後にツイッターを更新し、「1800万回失敗したら、1800万回立ち上がる」と前向きな心境をつづっている。
今季2度敗れていたベンチッチの前にストレート負け。ミスなく粘り強く戦ったスイスの22歳の前に屈した。大坂の連覇への挑戦は16強で幕を下ろしたが、涙はなく表情も決して暗くはなかった。
試合後にはコート上で笑顔を浮かべるものと、ガッツポーズを繰り出す2枚のシーンの写真を投稿し、さらにこうツイートした。
「もし分かっていることがあるとしたら、負けん気が強いということ。私は1800万回失敗したら、1800万回立ち上がる。将来、何十回も失敗すると思う。でも、立ち直りは早い。大好きだよNY。来年、会いましょう」
独特の“ナオミ節”を含め、前向きに再起を見据えた。これまでは敗戦後には涙を流し、記者会見を途中で打ち切ることもあった。だがこの日はすぐに次への糧とすることを誓った。メンタル面での成長ははっきりとうかがえる。
次戦は日本での東レ・パンパシフィックオープンに参戦予定。世界ランク1位からは退くが、確かに成長する大坂が大阪で躍動する姿に期待したい。
(THE ANSWER編集部)