日本の「一番大きな弱点」とは 不敵に笑うチェコ記者を突撃「勝つのはチェコだよ」
バスケットボールのワールドカップ(W杯・DAZNで生配信)で黒星発進した世界ランク48位の日本は3日、2次リーグ進出を懸けて同24位・チェコと第2戦を行う。1日には日本はトルコに、チェコは米国に敗北。ともに今大会初勝利が欲しいだけに絶対に負けられない戦いだ。
1次リーグ突破へ第2戦チェコ、ライバル国レポーターが挙げる日本の弱点とは
バスケットボールのワールドカップ(W杯・DAZNで生配信)で黒星発進した世界ランク48位の日本は3日、2次リーグ進出を懸けて同24位・チェコと第2戦を行う。1日には日本はトルコに、チェコは米国に敗北。ともに今大会初勝利が欲しいだけに絶対に負けられない戦いだ。現地では、チェコの国営局「チェコテレビ」でレポーター兼ウェブサイトの編集長を務めるイジー・カレンバ氏が「THE ANSWER」の取材に応じ、日本の弱点を指摘している。
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カレンバ氏自身も12歳から34歳までプレー。レポーターとして13年取材をし、コメンテーターも経験した。普段はユーロリーグ、NBA、チェコリーグなどに足を運び、NBAのウィザーズからブルズに移籍した母国のスターPGトマシュ・サトランスキーらを追いかけてきた。経験豊富なレポーターの目には、トルコに敗れた日本の姿はどう映っただろうか。
「試合はもちろん見ていたよ。アップテンポなゲームだった。前半のトルコのシュートは素晴らしかった。日本の選手にとってはタフだっただろう。個人的なスキルもトルコの方が優れていた。オスマンやイリヤソバなどね。彼らを止めることはできないように思えた」
06年大会以降、10年の準優勝を含め全て8強入りしているトルコは、NBA選手3人を擁した。昨季キャバリアーズで76試合に出場したSFジェディ・オスマン、主力フォワードのPFアーサン・イリヤソバ(バックス)が日本を圧倒。日本の大黒柱である八村塁(ウィザーズ)を徹底マークし、代表自己最少の15得点と仕事をさせなかった。
「ハチムラへのディフェンスも良かった。だから、日本にとってはタフだったと思う。彼は前半、あまり活躍することができなかったからね。彼はマークされていた。彼は自分のパフォーマンスに落胆していたかもしれない」
ただ、八村は第2Q残り39秒には自らスティールすると、左手で豪快なワンハンドダンクを叩き込んで咆哮。中国ファンも歓喜させるド迫力の一撃は、大会第2日のベストプレーの一つに選出され、3位にランクされていた。カレンバ氏も「彼はイリヤソバの上からダンクを決めた。大きなハイライトだったと思う」とNBAドラフト1巡目指名の実力を評価した。