渡邊雄太、初戦の第1Qつまずき猛省 チェコ戦は爆発予告「エンジン全開で飛ばす」
NBAブルズのサトランスキーを「集中して潰していけるか」
チェコは八村と同じウィザーズからブルズに移籍した身長201センチの大型PGトマシュ・サトランスキーが、唯一の現役NBAプレーヤー。昨季80試合に出場した27歳は、平均27.1分、8.9得点、5.0アシストだった。逆転負けした米国戦でも、計28分で両軍最多の17得点をマーク。最強米国を相手にしても存在感を発揮した。試合を見た渡邊は印象を語る。
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「やっぱり攻撃はサトランスキーから始まると思うので、そこをいかにチーム5人が集中して潰していけるか。そこから始まって、いいシューターもいますし、長身のいいセンターがいるので、そこからサトランスキーのドライブを潰してキックアウトした時のポイントを残りの4人でしっかり止めるだとか、それが外れた時にいかにリバウンドを取れるかが鍵になってくるかなと。
両方(チェコと米国)とも力があるなと思いましたし、でもお互い初戦で多少硬い部分もあるのかなと。お互い2戦目で初戦よりはお互い良いバスケットができる。相手もここで負けるわけにはいかないので、気持ち的にも向こうも気を引き締めてくる。そこで受け身にならずに最初から昨日みたいにならずにエンジン全開で飛ばしていけたらと思います」
217センチのオンドレイ・バルビンは強力なセンター。アウトサイドから放たれる欧州屈指のシュート力も日本の脅威となる。日本はプラン通りの働きを許すわけにはいかない。5度目出場のW杯で欧州相手に8戦全敗。欧州勢に初勝利をもぎ取り、2次リーグへの道を切り開くためにも、自身の活躍は必須となる。
「当然、勝ちにはこだわってやっていきたいと思いますし、ただやっぱり今は次のラウンドに進むとかは明日の試合に関しては考えずに、明日の一戦、一戦が大事になってくる。他のチームの勝率も関係してくる。なのでそういうことは考えずにまずは明日のチェコ、目の前の試合をしっかり勝ち切ることを最優先にやっていきたい。
トルコにまず集中という感じでやっていた。それと同時にチェコもやりつつだった。中1日はお互い同じ。正直、時間がないといえばないけど、そこはどのチームも同じ条件なので言い訳にはできない。明日までにチーム全員でやることをやって臨めれば」
八村だけとは言わせない。目の前の試合に全身全霊で挑む。
(THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada)