渡邊雄太、10分間で痛感した世界との差 ミス連発の第1Qに悔い「正直、若さが出た」
悔やまれる第1Q「彼らは僕たちよりも経験がありました」
「彼らは僕たちよりもいいプレーを40分間していた。トルコはいいチーム。彼らはきっちりやるべきことを成し遂げたけど、僕たちはそれができなかった。でも、これは僕たちにとっていい学びの経験になると思う。ここから学ばなければいけないし、前進し続けなければいけない」
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過去のW杯で欧州勢に7戦未勝利だった日本は、初勝利を逃す結果となった。悔やまれるのは、やはり第1Q。公式会見でも「どのクォーターがチームにとって最も難しかったか?」の問いに、渡邊は英語で返答した。
「第1Qだと思います。常にスタートは難しいものです。僕や多くの選手にとって初めてのW杯ですし、彼ら(トルコ)は僕たちよりも経験がありました。彼らはなすべきことを理解していましたが、僕たちは何をするべきか理解しようと試みていた。それにより、彼らは僕たちを相手に20点くらい離してきました。なので第1Qだと思います」
歴史を変える戦いは始まったばかり。次戦は3日に世界ランク24位のチェコ、5日に同1位の米国と対戦し、上位2か国が2次リーグに進出。下位2か国は順位決定戦に回る。「(トルコは強いが)コートに入ったらNBAだろが、他の所属も関係なく、日本代表としてプレーすると心掛けていた。向こうの方が一枚も二枚も上手だった。大会も始まったばかり。負けても試合は続く。しっかりとチェコ戦に備えたい」と懸命に前を向いた。
(THE ANSWER編集部)