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【PR】「お金払ってでも見たい」八村塁らの魅力 不遇の時代知る渡邉拓馬がDAZNに持つ期待

バスケットボールのワールドカップ(W杯)が31日に中国で開幕した。21年ぶりの予選突破で出場を決めた日本代表は八村塁(ウィザーズ)、渡邊雄太(グリズリーズ)という現役NBA選手が揃い、大きな注目を集めている。サッカーのJリーグやNPBなど、次々にコンテンツを拡充しているスポーツ・チャンネル「DAZN(ダゾーン)」は、世界の強豪が集う戦いを配信。シューターとして活躍した元日本代表の渡邉拓馬氏はバスケ界の「今」と「昔」の違いを感じ、DAZNの影響力に期待している。

八村塁(左)と渡邊雄太【写真:Getty Images】
八村塁(左)と渡邊雄太【写真:Getty Images】

31日開幕W杯をDAZNがライブ配信、元日本代表・渡邉拓馬氏がバスケ界の変化を語る

 バスケットボールのワールドカップ(W杯)が31日に中国で開幕した。21年ぶりの予選突破で出場を決めた日本代表は八村塁(ウィザーズ)、渡邊雄太(グリズリーズ)という現役NBA選手が揃い、大きな注目を集めている。サッカーのJリーグやNPBなど、次々にコンテンツを拡充しているスポーツ・チャンネル「DAZN(ダゾーン)」は、世界の強豪が集う戦いを配信。シューターとして活躍した元日本代表の渡邉拓馬氏はバスケ界の「今」と「昔」の違いを感じ、DAZNの影響力に期待している。

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 ウィザーズから日本人初のNBAドラフト1巡目全体9位指名を受けた八村、グリズリーズと2WAYプレーヤー契約を結んでいる渡邊らが日の丸を背負い、大会前の強化試合ではさいたまスーパーアリーナに最大1万8000人超の観衆が詰めかけた。史上最大の盛り上がりを見せるバスケットボール界。かつて同じ日の丸を背負った渡邉氏は「信じられないです」と環境の変化に驚きを隠せないでいる。

 時代は変わった。大観衆の前でプレーする選手たちを羨む渡邉氏。今大会はDAZNの配信により、いつでも、どこでも選手たちの一挙手一投足を楽しめる。競技普及を願う元日本代表にとって、これ以上ない環境を喜んだ。

「昔はどこでやっているのか、どこで情報を得たらいいのかもわからないくらいのスポーツだった。それがDAZNなどで見ることができて、尚且つ現地ではお客さんも入る。NBAにもこういう選手が行ったということを知るきっかけにもなるので、大きいですね。こういうところでバスケの試合が見られるのは本当にありがたい」

 そして何より期待するのが現役選手たちのパフォーマンス。八村、渡邊に加え、元NBAのファジーカス・ニックを合わせたビッグ3の攻撃力は世界でも戦える。強化試合では、格上のドイツ相手に勝利を収め、サイズ、迫力、技術の進化をファンに届けた。渡邉氏は彼らが魅せるバスケットボールの「面白さ」が確実に伝わると信じている。

「一度知ってもらったら、つまらないと思う人はそんなにいないと思います。昔は生で見たら面白いと言ってもらえていましたが、テレビを通して見て面白いという人が少なかった。面白いけどお金を払ってまで見に行こうとは思わない、というところで止まっていました。最近は派手なプレーも増えて、テレビを通してお金を払ってでも見る価値がある。僕らでもそう思います。やっとここまで来たんだなと。

 お金を払ってでも、彼らを見たいと思えるパフォーマンス。その辺りが変わったなと思います。知ってもらえるという意味では、DAZNさんに取り上げてもらえることが嬉しい。目に触れる機会が増えるというのは、バスケットをしている僕らにとってもう感謝しかないですね」

■DAZNは日本代表戦以外も15日の決勝まで配信予定

 3大会ぶり5度目の出場を果たした日本は、32か国が争う1次ラウンドではグループEに入り、1日にトルコ、3日にチェコ、5日に米国と激突する。DAZNは日本代表のみならず、大会3連覇を狙う米国、ギリシャ、カナダ、スペイン、セルビアなど強豪国の試合を15日の決勝まで配信予定だ。

 アジア予選では4連敗と出遅れながらも、怒涛の8連勝で本大会進出を決めた「アカツキ・ファイブ」の激闘を再配信し、代表選手のインタビューも放送。チームの裏側に迫る特別コンテンツも多数準備している。世界の列強相手にどんな戦いを見せてくれるのか、大きな期待と注目を集めている日本。渡邉氏は後輩たちの活躍を願い、OBとしての責務を感じている。

「この人気をもっと高められたらと思いますし、まずは選手は自分のために頑張ってほしい。引退した僕らも他のところでいろいろなサポートができればと思います。他のスポーツの経験も踏まえて、この人気が下がらないように動けるところは動いてどうにか貢献していきたいです」

 膨らみ続ける期待の波に乗り、さらなる発展を遂げることができるのか。選手たちの活躍、世界の猛者たちの実力はもちろん、次の時代に突入する日本バスケ界の成長は見逃せない。

(THE ANSWER編集部)