全米女王14歳リウがJGPデビュー 貫禄首位の69.30点に米記者称賛「勇ましいSP」
フィギュアスケートのジュニア・グランプリ(GP)シリーズ第2戦・米国大会は30日、昨季シニアの全米選手権を制した14歳アリサ・リウが国際大会デビュー。69.30得点と圧巻の演技でSP首位発進を飾った。
ジュニアGPで国際大会初戦「プレッシャーは気にしていなかった」
フィギュアスケートのジュニア・グランプリ(GP)シリーズ第2戦・米国大会は30日、昨季シニアの全米選手権を制した14歳アリサ・リウが国際大会デビュー。69.30得点と圧巻の演技でSP首位発進を飾った。
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シニアの全米女王がジュニアのGPシリーズで貫禄を見せつけた。リウは冒頭の3回転ループをキレイに決めると、2回転アクセル、3回転ルッツ―3回転トウループも含め、質の高い演技を披露。ジャンプだけでなく、音楽と調和した表現力を見せ、69.30点で堂々の首位発進となった。
NBCスポーツなどに寄稿する米国のリン・ラザーフォード記者は「アリサ・リウのトリプルルッツを入れた勇ましいショート―トリプルトウループ。トリプルループ、スプレッドイーグルからのダブルアクセルと圧巻のスピンで69.30もの高得点」と称賛。昨年のジュニア選手権を制したアンナ・シェルバコワ(ロシア)のSPは当時72.86点だったことも紹介した。
また、本人が演技後に「プレッシャーは気にしていなかった。そういうの好きなのかもしれない」と語ったことも伝えている。大注目の中で国際大会デビューを飾った14歳。先週は非公認大会ながら4回転ルッツを着氷させて話題を呼んだが、ここからどんな成長を見せるのか。今季の注目ポイントの一つとなりそうだ。
(THE ANSWER編集部)