プレミアで衝撃の“危険タックル”に英波紋 元英代表MF「史上最悪のタックルだ」
海外サッカーのイングランド1部リーグで危険なタックルで一発退場となる場面が発生。これが悪質として動画がSNS上で多く投稿され、元イングランド代表の解説者は「史上最悪のタックルだ」と指摘。波紋を呼んでいる。
ブライトンFWアンドネが悪質プレーに物議「5枚のレッドカードに値する」
海外サッカーのイングランド1部リーグで危険なタックルで一発退場となる場面が発生。これが悪質として動画がSNS上で多く投稿され、元イングランド代表の解説者は「史上最悪のタックルだ」と指摘。波紋を呼んでいる。
まさかのプレーが起きたのは、23日(日本時間24日)のサウサンプトン―ブライトン戦だった。0-0で迎えた前半30分、ブライトンのFWフロリン・アンドネは自陣左サイドで縦パスを受けたが、トラップが大きくなり、これを相手のMFヤン・バレリーに取られそうになった。次の瞬間だ。
明らかにボールではなく、バレリーの右脛付近にスパイクの裏を向けてタックル。そのまま崩れ落ちた相手に覆いかぶさるようにして倒れ込んだ。騒然とした空気に包まれたが、主審が止めて一発レッドを提示。アンドネは納得いかないとばかりに首を振っているが、一歩間違えば大怪我につながりかねない危険なプレーだ。
実際のシーンを海外メディアが動画付きで続々と取り上げ、波紋を呼んでいる。英紙「サン」は「恐ろしいファウルによるアンドネのレッドカードが、サウサンプトンとのサウスコーストダービーでシーガルスの損失になった」と特集した。解説者を務める元イングランド代表MFポール・マーソン氏は「5枚のレッドカードに値する」「史上最悪のタックルだ」と話したという。
記事では「バレリーが深刻な怪我を負わなかったのは奇跡であり、アンドネのタックルは多くの批難を受けるだろう」「アンドネは明らかに頭に血が上りやすいのだろう、両足を浮かせ、左足でヴァレリーの脛の位置を躊躇なく踏みつけた」と状況について説明しながら、厳しく指摘している。
また、ツイッター上ではJ1名古屋でもプレーした経験を持つ元イングランド代表FWガリー・リネカー氏が「恐ろしいタックルの後、ブライトンのアンドネが退場」と投稿。英国内で反響が広がっていた。
(THE ANSWER編集部)