初戦突破のフクヒロ、3度目の正直へ 雪辱戦の鍵は…「長い試合すれば自分たちに分」
五輪レースで最も高いポイントの高い今大会、まだ負けるわけにはいかない
大きな目標にたどり着くためにも、まだ負けるわけにはいかない。バドミントン女子ダブルスは、2020年東京五輪の出場権争いが激しい。1か国で最大2枠の出場権を得られるが、現在の世界ランクで1位に松本麻佑、永原和可那(北都銀行)、2位にリオデジャネイロ五輪金メダルの高橋礼華、松友美佐紀(日本ユニシス)がおり、世界3位でも出場を逃す恐れがある争いになっている。今大会には日本勢が4組出場しているが、いずれも快勝で3回戦に駒を進めている。東京五輪の出場者は、今年4月末からの成績が反映される来年4月末の世界ランクで決まる。世界選手権は、五輪レースで最も高いランキングポイントの大会。ここで敗れて、ほかのペアに差をつけられるわけにもいかないのだ。
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前回は相手の攻撃力を封じ切れずに押し切られたが、今回は耐え抜いて反撃に持ち込めるか。「厳しいブロックかもしれませんが、一つひとつ乗り越えていきたい」と話した福島たちが雪辱に挑む。
(平野 貴也 / Takaya Hirano)