田中将大を救った 4番三塁手の“塁線ダイブキャッチ”に米絶賛「キーパーみたいだ」
米大リーグのヤンキース・田中将大投手は11日(日本時間12日)、敵地ブルージェイズ戦で9回途中3安打無失点で8勝目を挙げたが、圧巻の快投を支えた味方の超美技が炸裂した。4番のジョバンニ・ウルシェラ内野手が三塁線の痛烈ライナーをダイビングキャッチ。
9回途中無失点の快投をウルシェラが救う、米ファン「並外れた、スーパージオ」
米大リーグのヤンキース・田中将大投手は11日(日本時間12日)、敵地ブルージェイズ戦で9回途中3安打無失点で8勝目を挙げたが、圧巻の快投を支えた味方の超美技が炸裂した。4番のジョバンニ・ウルシェラ内野手が三塁線の痛烈ライナーをダイビングキャッチ。敵地を沈黙させた。抜群の身体能力で演じたスーパープレーを球団が動画付きで公開し、「非現実的」「ゴールキーパーのようだ」「並外れた、スーパージオ」と絶賛が相次いでいる。
沸き上がった歓声は一瞬にして沈黙に変わった。0-0で迎えた4回2死、田中はスライダーを投じたが、相手4番グリチェクに捉えられた。痛烈なライナーが三塁線を襲う。二塁打か。そう思われた次の瞬間だった。背番号29が忍者のように飛び掛かった。183センチ、97キロの体で高いライナーに向かってダイブ。懸命にグラブを伸ばし、キャッチしてみせたのだ。
凄まじい反応で演じた超美技。好機を確信した敵地のファンも黙るしかなく、好投を続けていた田中を救うファインプレーとなった。球団公式ツイッターは「ジオキャッチングには良い日だ」とつづり、実際のシーンを公開すると、目の当たりにした辛辣なNY党もコメント欄で喝采を送っている。