27歳ヘンドリックスが引退発表 五輪2度出場のベルギー名手、海外惜別「寂しいわ」
フィギュアスケートでソチ、平昌と五輪に2度出場した27歳ヨリック・ヘンドリックス(ベルギー)が引退することを自身のフェイスブックで発表した。9日に更新した投稿で「自分の歩んできたキャリアを誇らしく思います!」などと記した。
自身のフェイスブックで発表「私の引退を正式に発表します!」
フィギュアスケートでソチ、平昌と五輪に2度出場した27歳ヨリック・ヘンドリックス(ベルギー)が引退することを自身のフェイスブックで発表した。9日に更新した投稿で「自分の歩んできたキャリアを誇らしく思います!」などと記した。
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「私の引退を正式に発表します! この数か月は新しいキャリアのことで大忙しでした! 次世代の選手をコーチすること、そして私のフィギュア愛を広めることを愛しています! 自分の歩んできたキャリアを誇らしく思います! 2度の五輪出場、欧州選手権4位、そして国際大会でいくつかのメダル獲得! ここまでの道のりを多くのスケーター、コーチ、振付師、大会関係者、家族、ファン、そして友達と分かち合いとても楽しかったです! あなたがこの道のりの一部だったなら、どうもありがとう! JORIK」
ヘンドリックスは11-12年シーズンで本格的にシニアデビュー。初出場となった14年ソチ五輪は16位になった。15-16年シーズンからベルギー選手権を連覇。18年平昌五輪は14位と健闘し、以降は公式戦に出場していなかった。11年に初出場し、19位となった世界選手権は東日本大震災の影響で開催地が日本からモスクワに変更。しかし、以降も「3.11」の日に日本に祈りを捧げるツイートを発信するなど、心優しい一面を見せた。競技が決して盛んとは言えないベルギーを牽引し、氷上を盛り上げた名手だった。