井上尚弥に死角あり!? ドネアは不気味に宣言「準決勝でいくつかの弱点を見出した」
ボクシングのWBA&IBF王者・井上尚弥(大橋)と5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)の激突するワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝の舞台が11月7日、さいたまスーパーアリーナに正式決定した。
3か月後に決まった決勝へドネアは自信満々
ボクシングのWBA&IBF王者・井上尚弥(大橋)と5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)の激突するワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝の舞台が11月7日、さいたまスーパーアリーナに正式決定した。海外のブックメーカーやメディアは井上の圧倒的優位を予想しているが、百戦錬磨のドネアは「準決勝で弱点を見出した。ゲームプランを作り出して優勝する」と不敵に宣言している。WBSS公式サイトが報じている。
4月27日の準決勝ステフォン・ヤング戦から決勝まで半年以上空いた日程問題から一時撤退を示唆したドネアだが、日本での決戦に燃えていた。
「日本でのファイナルと名勝負を心待ちにしている。世界王者と戦ってきた経験があるので、万全の準備をするつもりだ。イノウエはアメージングなファイターだが、準決勝でいくつかの弱点を私は見出した。彼に対するゲームプランを間違いなく作り出すことができる。そして、アリ杯を勝ち取る」
ドネアはこう語ったという。5月にスコットランド・グラスゴーのSSEハイドロで行われた井上とエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)との無敗王者対決をリングサイドで観戦したドネア。世界に衝撃を与えた259秒KO劇から、モンスター攻略の糸口となる弱点を発見したと明かしている。
一撃必殺の左フックを武器に“フィリピンの閃光”の異名で知られるドネア。10歳年下の井上との敬意を払う者同士の盟友対決となるが、リングに上がれば非情な勝負師としてモンスター退治に乗り出す。
(THE ANSWER編集部)