日本の歴史に新たな1ページを 専門メディアが松山特集「ヒデキの時代がやってくる」
10日から全米プロゴルフ選手権が開幕する男子ゴルフ。悲願のメジャー初制覇に挑む松山英樹(レクサス)への注目度は日に日に高まっているが、欧州メディアも「待ちに待ったヒデキの時代がやってくる」とゴルフ界の新たな“帝王”候補として名前を挙げている。
ゴルフ専門サイトも注目「日本がメジャー大会でなめてきた苦渋に終止符を打つ」
10日から全米プロゴルフ選手権が開幕する男子ゴルフ。悲願のメジャー初制覇に挑む松山英樹(レクサス)への注目度は日に日に高まっているが、欧州メディアも「待ちに待ったヒデキの時代がやってくる」とゴルフ界の新たな“帝王”候補として名前を挙げている。
松山は先日の世界選手権シリーズ・ブリヂストン招待最終日、大会レコードタイの「61」をマークする神がかり的なプレーで、ロリー・マキロイ(英国)やジョーダン・スピース(米国)ら実力者揃いの大会を制した。
PGAツアー公式サイトは全米プロゴルフ選手権開幕に先立って選手の格付けを掲載し、松山は堂々のトップにランクインしたが、欧州ゴルフ専門サイト「ゴルフ・マジック」も「日本がメジャー大会でなめてきた苦汁に終止符を打つ。待ちに待ったヒデキの時代がやってくる」と特集を組んでいる。
記事では、日本のエースとして立場を確立した松山が、世界ランキング2位のジョーダン・スピース(米国)や同4位のロリー・マキロイ(英国)とは異なり、まだメジャー大会のタイトルを獲得していないことに言及。日本人選手では樋口久子氏が1977年に全米女子プロゴルフ選手権でメジャー初制覇を果たしたのを最後に、青木功(フリー)や尾崎将司(セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ)、中嶋常幸(静ヒルズCC)、片山晋呉(イーグルポイントGC)といった男子の実力者たちでも手が届かなかったことに触れている。