錦織もお手上げ 「BIG4」の後は怪物ズベレフの時代が到来するのか
男子テニスのシティ・オープンは6日、男子シングルス決勝で世界ランキング8位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)がケビン・アンダーソン(南アフリカ)を6-4、6-4のストレートで下し、今季4勝目をマーク。ATP公式サイトによると、「これからも、この夏以上のプレーを示し続けていくつもりだ」と意気込んだ絶好調の20歳。将来的には「BIG4」の次なる主役を担いそうな勢いだ。
錦織に完勝のシティOPで今季4勝目…「これからも、この夏以上のプレーを」
男子テニスのシティ・オープンは6日、男子シングルス決勝で世界ランキング8位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)がケビン・アンダーソン(南アフリカ)を6-4、6-4のストレートで下し、今季4勝目をマーク。ATP公式サイトによると、「これからも、この夏以上のプレーを示し続けていくつもりだ」と意気込んだ絶好調の20歳。将来的には「BIG4」の次なる主役を担いそうな勢いだ。
20歳の怪物が圧巻の強さを見せつけた。ズベレフは1度もブレークチャンスを与えず、アンダーソンを圧倒。強烈すぎるバックハンドでポイントを奪ったシーンをATP公式中継サイト「テニスTV」が公式ツイッターで動画付きで紹介するなど、1時間9分の試合展開であっさりとキャリア5勝目を手にした。
「ズベレフがシティ・オープンを支配」と特集した記事では、直近11か月で5勝を挙げたことを紹介。新コーチと組んでからは初優勝となった。
「ここ数か月とオフシーズンで大きな改善ができ、トーナメントで優勝を勝ち取れるところまでやってきた。ローマで示し、ここでもまた示すことができた。これからもこのように、あるいはこの夏以上のプレーを示し続けていくつもりだよ。僕たちはすでに次のビッグトーナメントを見据えている」
こう話したというズベレフ。一躍、28日開幕の全米オープンでも優勝候補に割って入りそうな勢いだが、弱冠20歳というドイツの新鋭の出現で気になるのは、世界ランキング9位の錦織圭(日清食品)だ。