全米OP前哨戦に参加表明のフェデラー 「失った世界1位の座」奪還へ海外も注目
マレーとナダルの結果次第で、今年中に世界のトップに返り咲く可能性は十分
そして、2012年11月にノバク・ジョコビッチ(セルビア)に奪われた世界NO1の座を奪還できるかにも大きな注目が集まっている。
スペイン紙「AS」は「フェデラーは世界1位争いのリングに帽子を投げ込む」と特集。フェデラーが全米オープンの前哨戦となるロジャーズ・カップと米シンシナティで行われるウェスタン&サザン・オープンに参戦すると発表したことをレポートした。
記事では、「フェデラーは今季最後のグランドスラムに向けてハードコートでの調整を進める一方で、彼は2012年10月以降、失った世界1位の座に疾走することになる」と報じている。
現在のATPポイントは1位のアンディ・マリー(英国)が7750ポイント、2位のラファエル・ナダル(スペイン)が7465ポイント、3位のフェデラーが6545ポイントとなっている。
ロジャーズ・カップとウエスタン・アンド・サザン・オープンは、優勝すればいずれも1000ポイントを手にできる。全米オープンで優勝すれば2000ポイント。好調のフェデラーは、マレーとナダルの結果次第で今年中に世界のトップに返り咲く可能性は十分にある。
圧倒的な強さと華麗さを誇るマエストロが、再び頂点にたどり着くのか目が離せない。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer