全米OP前哨戦に参加表明のフェデラー 「失った世界1位の座」奪還へ海外も注目
テニス男子シングルス世界ランキング3位のロジャー・フェデラー(スイス)は、8月28日から開幕する全米オープンに向けて、ATPツアー・マスターズ1000のロジャーズ・カップ(カナダ)とウェスタン&サザン・オープンへの参戦を表明した。2012年11月以来となる世界1位の奪回なるか、注目は高まっている。
14年以来のロジャーズ・カップ出場「モントリオールに戻れて嬉しい」
テニス男子シングルス世界ランキング3位のロジャー・フェデラー(スイス)は、8月28日から開幕する全米オープンに向けて、ATPツアー・マスターズ1000のロジャーズ・カップ(カナダ)とウェスタン&サザン・オープンへの参戦を表明した。2012年11月以来となる世界1位の奪回なるか、注目は高まっている。
「私はモントリオールに戻ることができて嬉しい。何年間もプレーするチャンスを手にすることができていなかった。2017年シーズンはすごくエキサイティングなものになっている。ATPツアーのコートに戻れることを本当に楽しみにしているんだ」
フェデラーはATPワールドツアー公式サイトで、ロジャーズ・カップの出場を宣言。 2014年の決勝ではジョー・ウィルフリード・ツォンガ(フランス)に敗戦。それ以来のカナダでの戦いに、全盛期の強さを取り戻した男は気持ちを高ぶらせていた。
ロジャーズ・カップ開催中の8日に36歳の誕生日を迎えるフェデラーは、今季31勝2敗と圧倒的な強さを見せている。全仏オープンこそ膝のケアのために回避したが、全豪オープンとウィンブルドンを含めてツアー優勝5回。全米オープンで自身20度目のグランドスラム優勝を目指す。