ジョコビッチ、全米OPは「99%欠場」と報道 主治医「6~12週間の休養必須」
現状は右肘の治療、回復に最善を…「手術に関しては最終的なオプションだ」
「今後の検査では、その期間が変わるのか想定が異なるのかが判明する。この期間中、彼はラケットを持ってプレーすることはできないが、フィジカルを鍛えることはできる。もちろん特別な治療を施すよ。彼は試合を積み重ねたことで肘を痛めており、休息すらままなっていない。重傷を負っているにもかかわらず、プレーし続けてきた。ベルディハ戦は棄権したが、さらなる問題を防ぐために正しい選択をした」
激闘を繰り広げて蓄積したダメージは想像以上に大きかったようだ。
同氏は「ノバクは今、トロントで専門家の様々な検査を受けている。今、大事なことは回復するための各種治療を受けて休むことだ。手術に関しては最終的なオプションだ」と、肘にメスを入れるのはあくまで最終手段だとしている。
ベテラン勢の復権、そして、若手の突き上げがある中でジョコビッチが直面している最大のピンチ。通算2度の優勝経験がある全米オープンを欠場するのか、それとも――。その決断には注目が集まりそうだ。
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer