ジョコビッチ、全米OPは「99%欠場」と報道 主治医「6~12週間の休養必須」
男子テニス界は今年、ロジャー・フェデラー(スイス)とラファエル・ナダル(スペイン)という2大レジェンドの復活に沸いている一方、近年、絶対王者として君臨してきたノバク・ジョコビッチ(セルビア)が苦しんでいる。かねてから痛めていた右肘について、主治医は「6~12週間の休養が必須」と診察され、スペイン紙「AS」は「全米オープンを“99%”欠場するだろう」としている。
苦しむ絶対王者、8月の全米オープン参戦は厳しい見通しに…激闘で右肘に代償
男子テニス界は今年、ロジャー・フェデラー(スイス)とラファエル・ナダル(スペイン)という2大レジェンドの復活に沸いている一方、近年、絶対王者として君臨してきたノバク・ジョコビッチ(セルビア)が苦しんでいる。かねてから痛めていた右肘について、主治医は「6~12週間の休養が必須」と診察され、スペイン紙「AS」は「全米オープンを“99%”欠場するだろう」としている。
セルビアの英雄を、全米オープンで拝むことはできないのだろうか。
グランドスラム通算12勝を誇るジョコビッチだが、今年のツアー優勝はウィンブルドン前のエイゴン選手権など2勝。ウィンブルドンは準々決勝トマーシュ・ベルディハ(チェコ)戦で途中棄権するなど、肘の痛みは“爆弾”となりつつある。
その状況を明かしたのは、デビス杯でセルビアの専属ドクターを務めるズデンコ・ミリコビッチ氏だ。
地元メディアの取材に「ノール(ジョコビッチの愛称)は6~12週間、休む必要がある」と切り出した同氏。8月の全米オープンに参戦する可能性は限りなく厳しくなった。