桃田賢斗、2回戦敗退から日本で出直し 五輪会場で地の利味方に「応援を力に変える」
五輪レースで先頭走るために「気持ちで負けずにプレーしたい」
東京五輪の会場でもある武蔵野の森総合スポーツプラザは、昨年の大会でも使用した会場で、桃田は、日本のファンの前で強さを見せつけた。桃田は「昨年は、自分の持ち味である長いラリーに持ち込んで勝てたイメージがある。今年も長い試合になると思うが、気持ちで負けずにプレーしたい」と会場には良いイメージを持っている。出直しを期するには、絶好の場所となる。
桃田は、世界ランク2位だった2016年4月に違法賭博店利用の発覚により、出場停止処分を受けて、同年のリオデジャネイロ五輪に出場できなかった。翌年に処分が明け、18年に日本代表へ復帰。昨夏の世界選手権で初優勝を飾って世界ランク1位となり、現在もランクを堅持している。
自身にとって悲願の舞台である2020年東京五輪に金メダル筆頭候補として臨むため、五輪レースでも先頭を走り続けるつもりだ。ダイハツヨネックスジャパンオープンは、世界の強豪と戦う雄姿を国内のファンに見せられる貴重な機会。連覇が期待される中、地元で出直して再び常勝モードに入れるか、注目だ。
【ダイハツヨネックスジャパンオープン2019】
(BWFワールドツアー スーパー750)
7月23日(火)~7月28日(日)
武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナ
(平野 貴也 / Takaya Hirano)