桃田賢斗、2回戦敗退から日本で出直し 五輪会場で地の利味方に「応援を力に変える」
桃田が力強く連覇を宣言した。バドミントンの国際大会「ダイハツヨネックスジャパンオープン2019」が23日から東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで行われる。同大会は、2020年東京五輪の出場権獲得レースで重要な意味を持つ。
23日からダイハツヨネックスジャパンオープン開幕
桃田が力強く連覇を宣言した。バドミントンの国際大会「ダイハツヨネックスジャパンオープン2019」が23日から東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで行われる。同大会は、2020年東京五輪の出場権獲得レースで重要な意味を持つ。
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五輪出場権は、約1年間の成績が反映される2020年4月末の世界ランクで決まる。すでに対象期間に入っており、各大会に設定されたランキングポイントを稼ぐレースが始まっている。今大会は、BWF(国際バドミントン連盟)のワールドツアーの中で、2番目のランクで年間に5大会しかないスーパー750に格付けされており、高いポイントが設定されている。桃田としては、好成績を残したい大会だ。前週には、年間3大会しかないスーパー1000のインドネシアオープンで連覇を狙ったが、2回戦で世界ランク29位の中国人選手に敗れる番狂わせに飲み込まれてしまった。
桃田は「前の週(インドネシアオープン)は、自分の中で納得いく試合ができなかったので、地元の皆さんの応援を力に変えて、納得いく試合ができるように、一球一球、気持ちを込めて戦い抜きたい。少しでも早く五輪の出場権を獲得したいという気持ちから、勝たなければいけないという気持ちになってしまい、競った場面で弱気になってしまった。今大会でも同じような場面があると思うが、今週は、自分から逃げずに強い気持ちを持ってプレーしたい」と出直しを誓った。
約1年にわたって世界ランク1位をキープしている桃田に対するプレッシャーは、強まるばかりだ。研究してくる相手も増えてくる。ただし、今回は「地の利」がある。