U-17日本代表は連勝で2位 VAR判定でゴール取り消しもW杯へ「良いシミュレーション」
課題は決定力不足、U-17W杯へ「残り3か月、1日1分を大切に」
U-17日本代表にとっては、U-17ワールドカップ(10月・ブラジル)に向けた強化大会。最終戦を1-0で勝利した日本の森山監督は「先日のU-20ワールドカップでは、日本のゴールがVARで取り消され、選手が落ち込んでしまったという報告があったし、選手にも話してもらっていた。2-0で勝てた方が気持ち良いけど、ゴールを取り消されても落ち込まずにできたので、良いシミュレーションになった」と大会の経験を前向きに捉えていた。
決定力不足の選手に「3か月後に決めれば良い」と話した指揮官は、「選手それぞれに課題はある。残り3か月、1日1分を大切にすれば『まだ(時間は)ある』と言えるが、そうでなければ、何もできずに終わる時間になる」と経験を生かしたさらなる成長を促し、会場を後にした。新潟で得た課題を、ブラジルでの飛躍の糧にできるか、楽しみだ。
■第23回国際ユースサッカーin新潟 最終成績
優勝 U-17メキシコ代表 3勝0敗(得失点差+7)
準優勝 U-17日本代表 2勝1敗(得失点差+3)
3位 U-17ボスニア・ヘルツェゴビナ代表 1勝2敗(得失点差-5)
4位 U-17新潟県選抜 0勝3敗(得失点差-8)
(平野 貴也 / Takaya Hirano)