16歳望月慎太郎、歴史的4大ジュニアVに大会祝福 海外絶賛「ネクスト・ニシコリだ」
テニスの4大大会ウィンブルドンは14日、ジュニア男子シングルス決勝でジュニア世界ランク9位の16歳・望月慎太郎(Team YUKA)が同49位のカルロス・ヒメノバレロ(スペイン)に6-3、6-2で勝ち、日本人男子初のジュニア4大大会シングルス制覇の偉業を達成した。最後は強烈なダウンザラインで決着。歓喜を爆発させた歴史的瞬間を大会が動画付きで公開すると、海外ファンからも「ネクスト・ニシコリだ」などと絶賛の嵐となっている。
日本人男子初の快挙、国際テニス連盟「素晴らしいパフォーマンス」
テニスの4大大会ウィンブルドンは14日、ジュニア男子シングルス決勝でジュニア世界ランク9位の16歳・望月慎太郎(Team YUKA)が同49位のカルロス・ヒメノバレロ(スペイン)に6-3、6-2で勝ち、日本人男子初のジュニア4大大会シングルス制覇の偉業を達成した。最後は強烈なダウンザラインで決着。歓喜を爆発させた歴史的瞬間を大会が動画付きで公開すると、海外ファンからも「ネクスト・ニシコリだ」などと絶賛の嵐となっている。
日本テニス界に歴史的瞬間が訪れた。マッチポイント。望月は相手のサービスから左右に揺さぶられながら必死に食い下がる。そこから体勢を立て直し、逆にバックサイドから強烈な一撃をストレートに放つ。糸を引くように放たれたボールはサイドラインぎりぎりを突き、相手も反応できない。勝った。ついに、勝った。日本人男子初のジュニア4大大会シングルス制覇だ。
その瞬間、雄たけびを上げた望月は握った両拳を何度も小刻みに振りながら、ガッツポーズを炸裂。満員の観衆から大歓声を浴びながら相手と握手を交わすと、それぞれの客席に向かって頭を3度ペコリ。大人びた戦いぶりとは裏腹な初々しいお辞儀を繰り出し、一層、大きな喝采が降り注いだ。日本の16歳が果たした快挙に対し、歴史あるウィンブルドン大会側も反応した。